お知らせ

2013年度第3四半期の業績の概要について

2014年2月20日

アメリカンホーム保険会社の2013年度第3四半期（2013年4〜12月）の業績の概要についてお知らせします。

１．保険引受の概況

当第3四半期(2013年12月期）の主な業績項目について、前年同期と比較した増減と実績をご案内いたします。
当期は、主力商品の一つである傷害保険「長期補償傷害保険」の満期開始に伴う無事故戻し返戻金が1,489百万円計上されています（前年同期実績はありません）。
これまで、元受正味保険料、正味収入保険料の算出においては、計上された無事故戻し返戻金を控除した数値を開示してきましたが、「長期補償傷害保険」の無事故戻し返戻金の影響が大きく、前年度との業績比較を容易にするため、同返戻金を控除した数値と控除しない数値を下表のとおり開示しています。また、元受損害率、正味損害率および正味事業費率の諸比率についても、分母となる元受正味保険料および正味収入保険料の開示に伴い、同様な対応を行っています。

「長期補償傷害保険」の無事故戻し返戻金を控除しないベースでは、元受正味保険料（含む収入積立保険料）は、医療保険の販売好調などを受け、前年同期比2.5%増加して639.2億円となりました。また、正味支払保険金は約8億円増加し189.6億円となったものの、正味損害率は1.1ポイント改善して40.6%となりました。正味事業費率は、医療保険等の広告宣伝活動等に費用を積極的に投資した結果^（*）、5.3ポイント増加して67.4%となりました。

^（*） 当社は、契約獲得のための広告費等を先行投資し、次年度以降の利益で回収する通販型ビジネスを展開しています。販売好調な商品があり将来の利益が見込める場合においては、当該単年度の保険引受損益に与える影響を加味した上で、広告費等を積極的に投資するという判断をしています。2013年度に獲得した新規保険料から得られる将来の利益においても、同年度の広告宣伝費を上回ると見込んでいます。なお、前述のとおり、当社の積極投資の方針を受け、2013年7月、そして12月に米国本社より資金が投入され、財務基盤の強化が図られています。

（単位：百万円）

※各指標の内容につきましては、こちらの用語説明資料をご利用ください。
(添付1)四半期業績指標の用語説明資料　（PDFファイル(117KB）

２．種目別保険料･保険金の概況

当第3四半期の種目別保険料･保険金の概況は別添のとおりです。

(添付2)種目別保険料･保険金(長期補償傷害保険の無事故戻し返戻金を控除しないベース)（PDFファイル(84.0KB）

(添付3)種目別保険料･保険金(長期補償傷害保険の無事故戻し返戻金を控除したベース)（PDFファイル(78.0KB）

３．資産運用の概況

当第3四半期会計期間末の有価証券含み損益^（※）は、前事業年度末の20億円の含み益より0.2億円減少して19.8億円の含み益となりました。

^（※） 当社が保有する有価証券の時価と取得原価との差額をいいます。

（１）有価証券含み損益の概況

（単位：百万円）

（２）保有有価証券の形態別区分

当社が保有する有価証券の形態別区分は以下のとおりです。なお、当社の有価証券の保有目的区分は「満期保有目的の債券」および「その他有価証券」です。

（単位：百万円）

※過去の業績の概要についてはこちらをご参照ください。

アメリカンホーム保険会社　会社概要