ニュースリリース
※このニュースリリースはマスコミ関係者向けに発表した時点の内容を、参考のため掲載しております。
サッカーJリーグ ジュビロ磐田の主催試合で「きぼうのMAEMUKIマッチ」を開催
〜 小児病棟の患者とそのご家族を応援 〜
2014年6月17日
アメリカンホーム医療・損害保険株式会社(以下、「アメリカンホーム」)は、日本一周駅伝プロジェクト「みんなのMAEMUKI(まえ向き)駅伝2014」(以下、「MAEMUKI駅伝」)の一環として実施する「きぼうのMAEMUKIプロジェクト」の第一弾として、5月31日(土)に「アメリカンホーム・ダイレクト きぼうのMAEMUKIマッチ」を静岡県磐田市のヤマハスタジアムにて開催しました。本企画の趣旨にご賛同いただいたサッカーJリーグのジュビロ磐田のご協力のもと、一試合をスポンサードマッチとし、小児がんや重い病気で長期入院を余儀なくされている子どもたちとそのご家族のための「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」というプログラムをより多くの方に知っていただく活動を実施しました。
ジュビロ磐田の選手とエスコートキッズ |
ワークショップで制作されたビーズのブレスレット |
「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」では、たくさんの種類の治療や検査を乗り越えるたびに、色やカタチの違うビーズが子どもたちに手渡されます。治療期間中、不安やストレスと闘っている子どもたちも、ビーズを集めるのが楽しみになると同時に、自分の乗り越えてきた治療を振り返り、勇気や希望を実感するようになります。アメリカンホームでは2012年にも、このプログラムで使われるビーズの一部を寄付させていただきました。
試合当日は約8,000名の観客の皆様に向けて、「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」の概要をご紹介させて頂きました。また、小児がんや重い病気を乗り越えた子どもたちとごきょうだい、ご家族を試合にご招待し、スタジアム・ツアーにご参加いただき、選手をピッチへ導くエスコートキッズとしてもご活躍いただきました。ジュビロ磐田の所属選手の皆様にはビーズをつけて試合に向けた練習に取り組んでいただきました。選手の皆様の熱い思いと勇気が込められたそのビーズは、6月11日(水)に、所属選手によって静岡県立こども病院の子どもたちに届けられました。
また、スタジアム外の特設ブースでは、病気と闘っている子どもたちへの応援メッセージを書き込めるボードを用意し、ビーズのブレスレットを制作するワークショップを行いました。来場されたサポーターの皆様によって完成した約100個のブレスレットと手書きメッセージカードも一緒に、こども病院の子どもたちに届けられました。
「アメリカンホーム・ダイレクト きぼうのMAEMUKIマッチ」は、アメリカンホームのコールセンターに寄せられた、以下のようなお客様の声をもとに企画されました。
■企画のきっかけとなったお客様の声■
静岡県にお住まいのAさんの息子さんは、8歳から小児がんを患っており、11歳となった今も治療を続けています。
最初お母さまは、本人にがんだと伝えると本人の気力がなくなると思い、血液の病気とだけ伝えたそうです。息子さんは「入院して治るならがんばりたい!」と入院したものの、初日から3日間ほど泣き通し、家に帰りたいといい続けました。しかし、同じ病気と闘う周りの人や家族の支えにより、徐々に明るい気持ちを取り戻し、何事もまえ向きに捉えるようになりました。
ワークショップの風景 |
病気と闘っている子どもたちへの応援メッセージ |
<ビーズ・オブ・カレッジ(R)プログラムの成り立ちと期待される効果>
「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」プログラムは医療現場から生まれたもので、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシによって考案されました。重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法で、小児がんの子どもたちが自分の闘病生活での治療過程を記録し、勇気や頑張りを讃えるものです。今ではアメリカ、ニュージーランド、日本の国々で合計125以上の病院に導入され、日本では認定NPO法人シャイン・オン・キッズが、このプログラムの導入を希望する国内の病院に対して、必要な素材およびトレーニングをすべて無償で提供しています。
プログラムに期待される効果
- 病気に対するストレスの軽減
- 治療に対し、子どもたちが自ら前向きにとりくめるような心理的サポート
- 子どもたちが、自分の病気に対し自分なりの意味を見つけられるようなサポート
- 重い病気の治療に取り組む子どもたちに自己意識を取り戻させるようなサポート
- ビーズという形のあるものを介在し、治療過程や治療後の体験を子ども自らが語りやすくさせる
参照先:認定NPO法人シャイン・オン・キッズ http://sokids.org/ja/programs/beads-courage/
<きぼうのMAEMUKIプロジェクトについて> アメリカンホームでは、MAEMUKI駅伝で訪れる日本各地において、地域の課題や困難に直面する人々をサポートする活動やイベントを実施してまいります。この「きぼうのMAEMUKIプロジェクト」の企画は、当社のコールセンターに日々寄せられているお客様の声を元に考案しています。 6月には岐阜県で難病に立ち向かう方を応援する活動、7月には佐賀県で肝炎の啓発につながる活動を実施いたします。 |
MAEMUKI駅伝ルートマップ
|
アメリカンホームは引き続き、次世代を担う子どもたちと、障がいや困難に立ち向かう「人」を応援してまいります。
■アメリカンホーム医療・損害保険株式会社 会社概要
代表取締役 社長兼 CEO | 橋谷有造 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル |