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ニュースリリース

このニュースリリースはマスコミ関係者向けに発表した時点の内容を、参考のため掲載しております。

種子島・奄美大島にてHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)啓発活動に協力
〜 「みんなのMAEMUKI駅伝」で、スマイルリボン活動支援 〜

2014年9月5日

アメリカンホーム医療・損害保険株式会社(以下、「アメリカンホーム」)は、日本一周駅伝プロジェクト「みんなのMAEMUKI(まえ向き)駅伝2014」(以下、「MAEMUKI駅伝」)の一環として行っている『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』において、NPO法人スマイルリボンが、九州・沖縄地方に多いHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)の撲滅を目指して行っている「スマイルリボン活動」を、7月28日(月)から8月4日(月)にかけてサポートしました。

写真 シンボルマーク
NPO法人スマイルリボンのシンボルマーク

HTLV-1のキャリアは、現在は全国に広がっていますが、九州・沖縄地方は特に多いとされています。アメリカンホームは鹿児島市から種子島、奄美大島を経て沖縄本島に至る「国道58号線」をMAEMUKI駅伝のルートとし、NPO法人スマイルリボンのご協力を得て、HTLV-1のキャリアの方や、現在HTLV-1から成人T細胞白血病を発症し闘病されている方などが、「国道58号線」で前向きにたすきを繋いでいく姿を発信し、その模様は鹿児島テレビ(KTS)で紹介されました。

また、8月3日(日)には奄美文化センターにて、HTLV-1に関する知識と理解を高めるためのイベントの開催をサポートし、地元の皆さまを中心に、約1,400人もの方にご来場頂きました。

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イベントでは、NPO法人スマイルリボンの菅付加代子理事長、鹿児島県大勝病院の松崎敏男医師、鹿児島大学医学部の下敷領准教授が登壇し、HTLV-1についての紹介とパネルディスカッションが行われ、ご来場された方へ、HTLV-1の母子感染の実態や予防について、またHTLV-1が原因で発症する病気の病状、HTLV-1の検査方法などに関しての情報提供が行われました。

■企画のきっかけとなったお客様の声とエピソード■
高校2年生の時に急性リンパ性白血病になった東京都のDさん。闘病生活はとても苦しいものでしたが、なんとか乗り越え、無事に治った今は元気に大学に通っており、白血病と闘っている人たちに、少しでもまえ向きな気持ちを届けたいと思っている。

<『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』について>
アメリカンホームでは、MAEMUKI駅伝で訪れる日本各地において、地域の課題や困難に直面する人々をサポートする活動やイベントを実施してまいります。この『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』の企画は、当社のコールセンターに日々寄せられているお客様の声を元に考案しています。
5月には「アメリカンホーム・ダイレクト きぼうのMAEMUKIマッチ」を静岡県磐田市のヤマハスタジアムにて開催し、小児がんや重い病気で長期入院を余儀なくされている子どもたちとそのご家族のための「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」というプログラムをより多くの方に知っていただく活動を実施しました。6月は、岐阜県岐阜市にて、難病を抱えながらも前向きに生きる女性を応援し、駅伝への参加と、「困難に立ち向かうすべての人に贈る応援ソング」を制作しています。また、7月には佐賀県で肝炎の啓発につながる活動を実施しました。
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<HTLV-1とは>
「HTLV-1」とは、ヒトT細胞白血病ウイルス(Human T-cell Leukemia Virus Type 1)の略称で、血液中の白血球のひとつであるリンパ球に感染するウイルスです。「HTLV-1」が発見されたのは、1980年と比較的最近ですが、このウイルス自体は古くから人類と共存してきたものです。日本では縄文時代より前から「HTLV-1」の感染があったといわれています。現在、日本に約108万人前後、世界で推定3000万人以上の感染者(キャリア)がいるといわれています。このウイルスはインフルエンザウイルス等とは異なり、感染しても全く自覚症状がありませんが、一度感染するとリンパ球の中で生き続け、感染者の一部の方に病気を起こします。
詳しくはスマイルリボンのホームページ(http://smile-ribbon.org/?mid=htlvma)をご確認ください。(引用:HTLV-1情報サービス)

<NPO法人スマイルリボンについて>
HTLV-1の撲滅を目指すことを目的として設立されたNPO法人(特定非営利活動法人)です。
ATL(成人T細胞白血病)やHAM(HTLV-1関連脊髄症)などの、HTLV-1が関連して引き起こされる病気や、ウイルスのことを、世間一般の方に理解していただくために啓発活動を行っています。
感染者(キャリア)や発症した患者の相談体制つくりや情報提供をするほか、国に対し、治療薬の研究開発推進や患者の福祉的救済策、発症予防薬や感染予防薬の研究開発推進、母子感染予防対策の推進などを求める活動を継続しています。
詳しくはスマイルリボンのホームページ(http://smile-ribbon.org/?mid=about)をご確認ください。


■アメリカンホーム医療・損害保険株式会社 会社概要

代表取締役 社長兼 CEO 北村浩嘉
本社所在地 東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル
ブランド名 アメリカンホーム・ダイレクト/アメリカンホーム保険会社