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ニュースリリース

このニュースリリースはマスコミ関係者向けに発表した時点の内容を、参考のため掲載しております。

震災後休止の「女川うみねこマラソン」小学生の部復活を支援
〜子ども達の運動機会の創出と、「女川うみねこマラソン」の復活を目指して〜

2014年12月16日

アメリカンホーム医療・損害保険株式会社(以下、「アメリカンホーム」)は、日本一周駅伝プロジェクト「みんなのMAEMUKI(まえ向き)駅伝2014」(以下、「MAEMUKI駅伝」)の一環として行っている『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』において、宮城県女川町立女川小学校で11月11日(火)に開催された、震災後休止している名物マラソン大会「女川うみねこマラソン」の小学生の部「女川うみねこキッズランナー」の復活を支援しました。

東北学院大学の鈴木宏哉准教授が毎年行っている運動量調査結果から、宮城県女川町では、震災後の子どもたちの運動環境が変化したことで、運動する機会が減っているという課題が見えてきました。これを受け、「女川の教育を考える会」が発起人となり、女川町、地域団体と教育機関が一体となって、震災で休止している名物マラソン大会「女川うみねこマラソン」の復活へのステップにもなるよう、女川小学校のグラウンドにて小学生限定の「女川うみねこキッズランナー」が開催されました。

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選手宣誓では、3人の生徒が、大会に向けて培ってきた体力を出し切って最後まであきらめず走ることと、女川の町に元気を届けることを宣言しました。その後、先生方、開催に関わった方々より、子ども達に向けてエールが送られました。

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そして、女川小学校の生徒251名が、1年生から6年生まで順番に力強く走行し、日ごろの運動不足を解消し、充実した笑顔を地域の皆さまに届けました。

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また、会場ではアメリカンホームの社員ボランティア18名が走行ルート上の誘導や記録測定などのサポートを行いました。

アメリカンホームは、日本一周「みんなのMAEMUKI駅伝」を主催しており、駅伝の進行に合わせて各地域の課題解決を支援しています。今回の大会に先駆けて駅伝が東北エリアを通過した9月27日(土)に「みんなのMAEMUKI駅伝キッズデー」として、女川小学校の生徒13名と体育の先生が、元サッカー日本代表の中山雅史さんと共に、岩沼駅から勾当台公園の19.6kmをたすきのリレーで繋ぎ、「女川うみねこキッズランナー」の開催をPRしました。

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アメリカンホームは引き続き、お客様の信頼を得て「お客様に選ばれる会社」になることを目指してまいります。

(参考資料)

「女川うみねこマラソン」について
「女川うみねこマラソン」は、全国から約1,300人のランナーが集まる女川を代表するイベントで、2010年まで毎年秋に26回開かれてきましたが、東日本大震災以降はがれきで走行する道を確保することが難しいことなどから休止となっており、復活の目処は立っていない状況です。

「女川町 須田 善明 町長」のコメント
大会の開催には大勢の皆さんの協力をいただきました。4年前まで「女川うみねこマラソン」を町では行っており、その中で小学生の皆さんにも参加いただいていました。「気分は世界のトップランナー」というスローガンのもと、多くの皆さんに参加いただいていた大会だったのですが、その復活となる今日の大会は、小学生の皆さんでがんばっていただければと思います。1〜4年生ははじめて、5〜6年生は4年ぶりの大会です。秋の女川のよい風を感じながら走ってください。TV局なども取材に来ていますので、ぜひかっこいい姿を見せてください。それぞれのペースで、元気に全力でがんばることが、明日からの一歩を、前に進めていくことになると思います。皆さんのがんばりを心から期待します。
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須田 善明 町長

「女川町立教育委員会 村上 善司教育長」のコメント
街に元気を与えるのは、子どもたちの元気な姿だと思いました。本日は天候にも恵まれ、子どもたちの歓声が、復興工事の音をかき消してくれるような、すばらしい大会となりました。これからも一つ一つ、こういったカタチで復興に取り組んでいきたいと思います。子どもたちのがんばりと、ご支援いただきました皆さまに感謝いたします。
「女川うみねこマラソン」は、すばらしい大会です。以前に私自身も関わっていたことから復活を大変喜んでいます。今後は、まず中学校の部を復活させ、その後は一般の方や町民の方が入れるように、段階的に進めていかなければならないと考えています。まだまだ復興工事の真っ只中であり、安全面に心配がありますので、少しずつしっかりとした大会にしていきたいと考えています。

「女川町立女川小学校 橋 良一 校長」のコメント
被災地ゆえ、子どもたちの体力づくりが大きな課題の一つなのですが、本年度もこの課題に対して、職員や町の教育長の先生をはじめいろいろな方にご協力いただきながら取り組んできました。その結果が、本日子どもたちが走る姿に表れていたと思います。苦しい状況はまだ続いていますが、私たちの歩みが間違っていないことを改めて実感しましたし、子どもたちの走る姿を見て嬉しくなりました。これからも、これまで取り組んできた体育の授業や放課後に子どもたちと一緒に遊ぶ活動を、職員だけではなく、色々な方にお力添えをいただきながら充実させていきたいと思います。来年も校内のマラソン大会は実施したいと思います。今年のように盛り上げていただくためにも、情報を広く発信し、町民の皆さんはもちろん、ご協力いただける方には是非お力添えをお願いしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
子どもたちには得意なことと苦手なことがありますが、今回の大会が、自分はこれが得意なのだと分かる一つのきっかけになればいいなと思います。また、来年度に向けて、自分のいいところを伸ばそう、いっぱい走ろう、そういった子どもになってくれるとうれしいです。

「女川うみねこキッズランナー」実施概要
■日  時: 2014年11月11日(火)9:40〜11:30
■会  場: 女川町立女川小学校〔所在地:〒986-2261宮城県牡鹿郡女川町女川浜大原310〕
■走行距離: 低学年:約0.9km / 中学年:約1.6km / 高学年:約2.0km
■出 席 者 : 女川町立女川小学校生徒約251名
女川町 須田 善明 町長
女川町教育委員会 村上 善司 教育長
女川町立女川小学校 橋 良一 校長
女川町立女川小学校の先生方
■主  管: 女川町生涯学習課/女川町立女川小学校
■協  力: 女川町交通安全指導隊/石巻地区交通安全協会女川支部
■協  賛: アメリカンホーム医療・損害保険株式会社

「みんなのMAEMUKI駅伝」とは
 病気・ケガ、災害などの困難に負けず「MAEMUKI(まえ向き)」に生きる人々を応援し、一般のランナーがたすきをつないで日本一周するプロジェクトです。3回目となった今年度は、2014年5月14日(水)に東京 六本木をスタートし、11月26日に無事にゴールを迎えました。 また今年度は、走行だけではなく、地域の課題や個人の方が抱える困難に焦点を当てた『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』も実施しました。

■総走行距離:9,521キロ
■総走行人数:延べ1,934人
■総走行日数:190日
■スタート及びゴール:【スタート】5月14日(水) 東京・六本木ヒルズ 【ゴール】11月26日(水) 東京・六本木ヒルズ
■URL:http://maemuki-ekiden.jp/

「きぼうのMAEMUKIプロジェクト」とは
アメリカンホームでは、MAEMUKI駅伝で訪れる日本各地において、地域の課題や困難に直面する人々をサポートする活動やイベントを実施しました。この『きぼうのMAEMUKIプロジェクト』の企画は、当社のコールセンターに日々寄せられているお客様の声を元に考案しました。
5月には「アメリカンホーム・ダイレクト きぼうのMAEMUKIマッチ」を静岡県磐田市のヤマハスタジアムにて開催し、小児がんや重い病気で長期入院を余儀なくされている子どもたちとそのご家族のための「ビーズ・オブ・カレッジ(R)」というプログラムをより多くの方に知っていただく活動を実施しました。6月は、岐阜県岐阜市にて、難病を抱えながらも前向きに生きる女性を応援し、駅伝への参加と、「困難に立ち向かうすべての人に贈る応援ソング」の制作を支援しました。7月には佐賀県で、佐賀県庁、佐賀大学、アメリカンホームが、官・民・学一体となって、佐賀県における肝ガン死亡率を改善させるため肝炎の啓発につながる活動を実施し、7月末から8月にかけては、種子島・奄美大島にてHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)啓発活動に協力しました。そして最後の企画として、11月に宮城県において「女川キッズランナー」の開催を支援いたしました。
「きぼうのMAEMUKIプロジェクト」URL: http://maemuki-ekiden.jp/hope/


■アメリカンホーム医療・損害保険株式会社 会社概要

代表取締役 社長兼 CEO 北村浩嘉
本社所在地 東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル
ブランド名 アメリカンホーム・ダイレクト/アメリカンホーム保険会社