子宮筋腫の手術・入院は保険の補償対象ですか?

子宮筋腫は、子宮の筋層にできる良性腫瘍です。厚生労働省「令和2年 患者調査」によると、「子宮平滑筋腫 (子宮筋腫)」の令和2年総患者数は、約189,000人となっています。

子宮筋腫と診断され、治療が必要だった場合、治療への不安だけでなく、治療にかかる費用への不安も生じるでしょう。保険を備えていても、補償の対象になるのかがわからない場合もあるかもしれません。ここでは、そんな子宮筋腫の治療に関する情報や、補償対象となる保険について紹介します。

【記事】子宮筋腫とはどんな病気? 保険で備えることはできる?

子宮筋腫の手術に医療保険を備える

保険の種類にもよりますが、子宮筋腫の一般的な手術は補償対象となります。たとえば、アメリカンホーム保険の女性向け医療保険「morph(モルフ)」では、子宮筋腫に罹患した場合に備える特約(補償)も用意しています。

アメリカンホーム保険の女性向け医療保険「morph(モルフ)」の例

  • 入院療養一時金支払特約:日帰り入院を含めた入院を補償
  • 手術保険金支払特約:子宮筋腫に対する一般的な手術(後述)を補償
  • 女性特定疾病入院療養一時金支払特約:日帰り入院も含めた、子宮筋腫など女性特有の病気による入院を補償

子宮筋腫に罹患して入院や手術が必要になった場合も、これらの特約(補償)を備えておけば保険金を受け取ることができるため、金銭的な心配を軽減して治療に臨むことができます。

子宮筋腫についての補償・保険金お支払い例

ガンに備える保険では子宮筋腫は補償対象になりません

「morph(モルフ)」は8つの補償をご用意しております。その中には「女性ガン一時金支払特約」がありますが、乳ガンや子宮ガンなどの女性特有のガンのみが補償の対象のため、ガンではなく良性腫瘍である子宮筋腫は補償の対象外です。子宮筋腫以外にも例えば、子宮内膜症、卵巣のう腫などの女性特有の病気が補償されるのは、「女性特定疾病入院療養一時金支払特約」です。

なお、「入院療養一時金支払特約」については、病気やケガでの入院が補償されますので、ガンも子宮筋腫も補償対象となります。

子宮筋腫に限らず女性特有のガンも、20代頃から罹患率が高くなります※ので、「女性特定疾病入院療養一時金支払特約」と「女性ガン一時金支払特約」、「入院療養一時金支払特約」を、合わせて備えておくと安心です。すでにお持ちの保険契約の補償内容、年齢、ライフステージなども踏まえながらお選びください。
※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)「全国がん罹患データ(2016年~2019年)」

子宮筋腫手術の内容は?

子宮筋腫に罹患し、手術が必要となった場合の主な手術方法としては、子宮全体を取り除く「子宮全摘術」、筋腫だけを取り除く「筋腫核(摘)出術」があります。
手術により取り除く部位の範囲が異なり、妊娠を希望されるかどうか、腫瘍の大きさや数などによって、どの方法にするか検討されることになります。

子宮筋腫の手術・入院にかかる費用について

「子宮全摘術」や「筋腫核(摘)出術」の手術や入院には、公的保険が適用されます。しかし、治療費の負担はある程度発生しますし、公的保険が適用されない治療法を選択された場合は治療費が全額自己負担となります。

なお、同一月に高額な医療費の支払いが必要になった場合、年齢や所得に応じて定められた自己負担上限額を超えた金額が支給される「高額療養費制度」があります。ただし、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」、「先進医療にかかる費用」などには適用されないため、注意が必要です。

子宮筋腫に備える保険の選び方

女性ならではの病気は、子宮筋腫だけではありません。子宮内膜症、卵巣のう腫等もありますし、乳ガンや子宮ガンといったガンに罹患する可能性もあります。突然病気になった際、高額な医療費が必要になれば、金銭的な負担だけでなく精神的な負担も大きくなってしまいます。

そんないざというときの不安を軽減してくれるのが、医療保険です。保険を備える場合には、子宮筋腫も含めたさまざまな病気をカバーできる保険を選んでおくのが理想的です。

アメリカンホーム保険の「morph(モルフ)」は、自分がそのとき必要とする補償を選べる保険です。

「morph(モルフ)」は8つの補償から、あなたの心配ごとに合わせて選べます。子宮筋腫のようなガン以外の女性特有の病気に対する補償のほか、ガン、女性特有のガン、入院、手術、脳卒中・心筋梗塞、異常妊娠・異常分娩と先進医療の補償をご用意しています。すべて選ぶことは難しくても、例えば入院と手術の補償があれば、病気だけでなくケガにも備えることができます。このように、自分ができる範囲内で備えておくだけでも、いざというときの負担を軽減できます。

子宮筋腫は、女性の誰もが罹患する可能性のある病気です。その他にも女性特有の病気はさまざま存在するため、日常的な体調管理や定期検診はもちろん、万が一のときのために備えをしておくことも大切です。
「morph(モルフ)」なら、女性ならではのライフステージの変化に合わせて、必要な補償を選ぶことができます。自分の今や将来と向き合いながら、医療保険による備えを検討してみてください。

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【医療情報に関する監修】
医師:成田 亜希子
国立大学医学部卒。総合診療医。
国立保健医療科学院や公益財団法人結核予防会結核研究所で研修を積み、保健所勤務経験から感染症、医療行政に詳しい。
また、行政の女性健康相談窓口の担当経験もあり、女性を対象とした健康教育なども多く手掛けている。
現在は美容クリニックに勤務し、美容の悩みも含めて女性のトータルケアを手掛けている。